ABOUT FORTIS

フォルティスについて

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FORTISISM

フォルティスの精神

本気になって本物の学びを心の底から感じてみよう。
未来につながる圧倒的な"+α"を身につけよう

小学生は、いわゆる「読み・書き・そろばん」だけで十分なのでしょうか。
時代は、大きく変わりました。

ここFORTISには、学校の授業だけでは飽き足らない小学生に満足してもらえるような、
「深さ」と「広がり」をもった学びがあります。
ここFORTISには、笑い声が絶えない楽しい学びの場と意欲的な仲間たちが切磋琢磨する真剣勝負の場があります。

もっとワクワクするような、心の芯を揺さぶる良質な文章を。
もっとワクワクするような、数や図形の美しさを実感する問題を。

自分の頭でしっかりと考え、自分のことばで伝える歓びと愉しさを ぜひ知ってもらいたい。
本気になって本物の学びを心の底から感じてみよう。
未来につながる圧倒的な“+α”を身につけよう。
ひとつひとつをごまかさない。 “しっかり、きっちり、みっちり”学ぶ。
これが、フォルティス流学びの真髄です。

やるんだったら、将来にも通用する最高の勉強をしようじゃないか。
だからこそ、FORTISは、小学生をもっと「大切にする」塾でありたい。
新しい時代には、新しい塾が必要とされています。

OUR MISSION

ゴッホが向けた眼差しのように

- フォルティスの原点・創塾に寄せての想い -

Vincent Willem van Gogh, ”Almond Blossom ” 1890,
28.9 in×36.4 in, Van Gogh Museum, Amsterdam

みなさんは、アーモンドの花って、知っていますか。香川県ですと小豆島で、いくつか見られる場所があるんだそうです。

この作品に描かれている花は、日本人が大好きな桜のように見えますが、実はお菓子やチョコレートに入っている、あのアーモンドの花です。姿形が桜の花によく似ていて、開花する時期もほぼ同じなので、間違えられる方も多いんだそうです。主な違いは、花びらの先端が桜の花と違って、やや丸みを帯びているところらしいのですが、そもそもアーモンドはバラ科サクラ属で、種として桜と同じなのですから、勘違いするのも無理はないでしょう。

『花咲くアーモンドの枝』(英語名Almond Blossom)と称されるこの絵は、「炎の画家」との異名を持つゴッホ(Vincent Willem van Gogh、1853−1890)の作品で、現在オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館に所蔵されています。ゴッホは浮世絵への関心をはじめ、日本とのつながりが深い芸術家でもあります。今なお世界中に多くのファンを持つ、あのゴッホによって描かれたこの名画。私はこの絵が大好きで、レプリカの絵がフォルティスの面談室にフォルティス創立の日よりずっと飾られています。

もちろん、そこには大事にしたい、私なりのひとつの「想い」があります。

この作品は、1890年2月にゴッホにとって唯一の理解者である弟テオに男の子が生まれたことを祝福して描かれ、そして家族に贈られたと言われています。嬉しいことに、この絵は代々ゴッホ家で家宝として大事にされ、現在に至っているんだそうです。

ゴッホは生涯波乱万丈の人生を歩んだことでも有名です。晩年は特に不安定な精神状態に苦しみ、療養中であった南フランスのサン・レミ・ド・プロヴァンスの精神病院で、この作品は完成しました。しかし、彼の精神状態は好転せず、ついにはこの作品を仕上げた半年後、ゴッホは自らの命を絶ってしまいます 。芸術家としての自分の立ち位置、理解と評価がほとんど得られない周囲の状況、親友ゴーギャンの離反、自らの病気、そして孤独。ゴッホの苦悩はいかほどばかりであっただろうかと思いを巡らす時、彼の胸中は想像するに余りあります。

その渦中で描かれたのが、この「花咲くアーモンドの枝」なのです。

静かに、この絵と向き合う時、いろいろなことが胸に去来します。私の推測になりますが、この作品を制作している時、ゴッホはさまざまな苦悩を抱えながらも何とか希望を見出そうと必死にもがき続けて、ほんの一瞬かもしれませんが、彼は春風の中に「爽快感」というか、一種の「清々しさ」に似た境地を感じたのではないかと、そう思うことがあります。彼のそのような心の断片が伝わってくるような、言葉では形容しがたい深みのあるブルーで表された「青い大空」。そして、単なる絵具的な白さではなく、聖母マリアがイエス・キリストを胸にそっと抱きしめるような愛情が吹き込まれた白さでもって描かれたのではないかと感じるほど、快晴の青空に力いっぱい広がる枝に咲く、麗しい「アーモンドの花」。それらの姿は、可愛らしく見えるけれども、凛とした勇敢ささえも伝わってきそうです。

晩年の彼の作品には、見る者が目をそむけたくなるような、波打ち渦巻く筆致が多く見られ、当時を生きた彼の、どこか暗澹たる精神性が漂ってくるようですが、そうした作品群の中でも、この「花咲くアーモンドの枝」は驚くほどの異彩と存在感を放っています。私はこの絵を初めて見た時、これほど慈愛に満ちた優しい思いがにじみ出ている絵は、この絵をおいて他にないと思いました。まさに、冬の陽だまりのような温かさを感じるのです。

現代に伝わる、ゴッホの手紙のひとつひとつに触れていくと、ゴッホが愛する弟夫婦の間に生まれた子どもの誕生をどれほど喜んでいたかがよく分かります。

弟テオ夫婦の愛に包まれて、まだ風の冷たさを感じる春の空に、精悍にかつ、華やかに咲き誇るこのアーモンドの花のように、どうか幸福にそして健やかに育ってほしい。この作品の根底には、そのようなゴッホの、敬虔な祈りにも似た願いが、シンプルに伺えます。

フォルティスは、学校の授業に飽き足らず、さらなる深い学びを得ようとする子どもたちの集団です。子どもたちが未来に向かって学ぶ力が交響しあう知の空間として、フォルティスは、これまで「花咲くアーモンドの枝」を軸に語ってきた「ゴッホが向けた眼差し」のように、子どもたちにきちんと寄り添い、そして真摯に向き合っていく場所であるように、一日一日努力を重ねていきたいと考えています。(文=窪田泰彦)

STAFF

スタッフ紹介

   

窪田 泰彦

小学生のための本格派進学塾FORTIS塾長。「子どもたちが分かるまで、とことんつきあう」。SAPIXや日能研等の中学受験大手進学塾などで20年近く中学受験の指導にあたり、子どもたちを筑駒、開成、桜蔭など難関中に合格者を数多く輩出してきた。主な担当は、国語。特に読解指導、記述答案の指導、要約指導は得意とするところ。「蛍光ペンチェック法」「段落理論」「徹底書き込み主義」「つなげて覚える語彙増強法」などを駆使した独自の勉強法を編み出し、多くの「国語を苦手とする子どもたち」を救ってきた。時に楽しく、時に厳しく。彼が授業する、笑いの絶えない教室からは、不思議なことに真剣味あふれる心地よい「緊張感」も伝わってくる。“メリハリ”は授業の根幹。「窪田マジック」と称される、勉強 が苦 手な子どもたちを大躍進させて、本人とご家族の方が 笑顔になってもらうことが、今の自分の支え。